池口 平八 いけぐちへいはち
1944年京都市北区牛若町生まれ。 父方に初代三条小鍛冶宗近、母方に初代井関宗麟の血脈を持つ染織界のレジェンド。
永年にわたり、東京・京都・奈良・福岡の4国立博物館をはじめ、全国の博物館、美術館の「日本の至宝」と呼ばれる美術品や工芸品の古典を探究。
それらの美の真髄をモチーフとして多彩なきものや帯を創作し、染織界に「独自の世界」を築いてきました。
一方、スペイン・カタルーニャのサグラダ・ファミリアで知られる建築家アントニ・ガウディ、パリ・オペラ座の天井絵を描いたマルク・シャガールをはじめ、クロード・モネ、グスタフ・クリムト、パウロ・クレーら世界の巨匠の美の世界を染・織・繍・箔・絞の染織工芸を駆使し、 「感動とときめき」をもたらす 「きもの美」の世界を提案してきました。