
今年もあと1ヶ月ですね。
年末に向けてそろそろ
大掃除の計画をされていますか?
和ダンスや桐タンス、何年も開けていない方、
今年は整理してみませんか(^^)?
せっかくなのでどんな着物を持っているのか、
改めて知っておきましょう!
着物の見分け方をざっくりとポイントをお伝えします☆
着物って本当に種類がたくさんあって、
最初は難しく感じますよね。
でも大丈夫!
普段使いか、フォーマルか、
どんな季節に着るか、といった視点で
見分けるのがおすすめです。
いくつか基本的な見分け方をご紹介しますね♪

着物は季節によって素材や仕立てが変わるんですよ。
袷(あわせ)
特徴: 裏地がついている
時期: 秋から春先(11月〜4月初旬)
用途: 幅広い場面で着用
単衣(ひとえ)
特徴: 裏地がない
時期: 初夏と初秋(4月中頃6月、9月〜10月)
用途: 爽やかな季節に
薄物(うすもの)
特徴: 透け感のある素材。
時期: 夏(7月、8月)。
用途: 暑い時期に涼しく
【色留袖】
既婚・未婚どちらも着用柄は裾のみ。
黒留袖と並んでフォーマルな着物とされています。
黒留袖が黒地なのに対し、
色留袖は黒以外の様々な地色があります。
華やかな色合いで、
お祝いの場を一層引き立ててくれます♪
紋の数と着用シーン
色留袖は、背紋、袖紋、抱紋の数で格が変わります。
シーンに合わせて選ぶのが大切です。
紋の数 格 主な着用シーン
⚫︎五つ紋 最も格高 結婚式(新郎新婦の姉妹、仲人夫人)
⚫︎三つ紋 準礼装 結婚式(親族、友人)、入学式、卒業式
⚫︎一つ紋 略礼装 パーティー、お茶席、お宮参り
【振袖】
未婚女性の第一礼装。
成人式、卒業式、初詣、
結婚式などお祝いの席で女性が身につける振袖は、
日本の伝統的な美しい衣装です。
長い袖が特徴で、未婚女性の第一礼装とされています。

【訪問着】
社交着。
左胸、左袖前、右袖後に柄がり、
裾の柄が繋がっている絵羽模様になっています。
未婚・既婚を問わず着ることができ、
フォーマルな場所から少しカジュアルな集まりまで活躍します。

【付下げ】
訪問着より柄すくなく、柄が繋がっていない。
訪問着より、格下なので、
帯の合わせ方でカジュアルな場所にも着れる
【カジュアルな着物(普段着)】
小紋: 全体に同じ模様が繰り返しある。
紬: 丈夫な織物。普段のおしゃれ着に。

生地での見分ける
織り: 糸を織って模様を出す(紬など)。
染め: 織り上がった生地に色を付ける(小紋、訪問着など)。
最初は難しくても、何度か見たり触ったりしているうちに、
だんだん区別がつくようになりますよ。
着物の世界、奥深くて楽しいです。
今、自分が持っている着物や帯がいったいどんな物で、
いつ着れるのか?どんな時に着るのか?
どんな帯を合わせればいい?
わからない方がほとんどです。
専門店で見てもらうのが1番です。
是非、お持ち下さい(^^)
同時に状態や寸法も見させていただけますので
気軽にお越し下さいませ。
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