50代、60代、70代のお母様は
お嫁入りの際に着物を用意された世代かと思います。
紋付(喪服)、留袖、訪問着、色無地、
小紋、大島紬、コートを和ダンスに
いっぱいになるくらいに。
地方によっては、親戚や近所の方が
タンスを覗きにくるという
文化があった所もあったようですが、
今だとちょと驚く出来事ですね。
私の実家にも母の着物がタンスの中で眠っています。
しつけのついた着物や色が変わってしまっている着物、
もう着ないだろうな〜って思う柄の着物。
一度、整理してみられてはどうでしょう!?
カラッと天気のいい日がおすすめです。
ちょとタンスから出すだけでも
風が入るので着物にとってもいいですよ。
そして仕分けをして整理してみましょう。
★チェックポイント
⚫︎シミがついていないか。
表面だけでなく、内側(胴裏)が茶色く変色していないか
⚫︎カビがついていないか
⚫︎カビっぽいニオイはしないか、
防虫剤のニオイがついていないか
★整理ポイント
⚫︎今、見て好きな柄、色のものと、
そうでないもの、なんだかよくわからないもの
⚫︎紋付、留袖、訪問着、色無地といった
フォーマルの物と小紋や紬といった普段着
整理したのもの着物の種類や帯の合わせ方が
いまいちよくわからない場合は是非、
専門の呉服店にご相談してみて下さい。
知らないだけで、本当にいいものや、
今後作れなくなってくる貴重な着物もあったりしますよ。
知っておくだけでも
今までと違う着物の見方ができるかも。
折角ある着物、着てみたいと思ったら!
まずは着れる寸法なのか。
母の身長と自分の身長が±5㎝なら
お直しなしで着れる寸法です。
身幅も多少の違いなら着る事はできますが、
一度着てみましょう。
寸法が合わないから、もう着れない?
そんな事はありません。
着物は寸法直しが可能です。
私も母と身長差が10㎝近くあったのですが、
身丈も裄も直さないと着れないかな?
っと思ったんですが、
なんと、身丈はそのままで着れました!
しかし、やっぱり裄は短くてちょんちょんだったので、
裄だけ伸ばすお直しをして
自分サイズにして着れるようにしました。
その着物を着て、楽しんでいます。
寸法以外でご相談で多いのが、
気に入ってるけどシミがある。
シミは取れるかどうか。
色が若すぎて、今の自分は着れない。
シミは取れるシミと取れないシミがありますが、
取れないシミもわかりにくくする方法が色々あります。
色を足したり、染め変えたり、
金箔を足したりして甦らせる事ができるので安心して下さい。
気になる着物がある場合は、
一度、まるなか呉服店にご相談にお持ち下さい。
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